【宵を照らす】

空に月がない 夜は闇に閉ざされ
一人胸を抱き 孤独に怯えた

夜明けに焦がれて 軋む心を隠し
光探すため 彷徨い歩いた

嘆きの声響く 静かに
手を伸ばして 掴んだものは
君と言う星

守りたいと
願うこの想いは暗闇で輝き
ただ一瞬を駆け抜けて
壊れゆく世界の この宵を照らす

もしも運命さだめ
あるのなら全てを賭けて未来目指す
ただ一瞬を生き抜いて
朽ち果てた世界の 暁を照らす



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