【枯れた大地】

渇いた唇が紡ぐ 朽ちた言葉じゃ
枯れた大地は潤せない


ここはとうに 干からびた地
風が吹き荒れ 砂塵が舞う
最後に雨を 見た日は確か
もうずいぶん 昔のこと

照りつける日差し
吹き出す汗に 渇く体内
もうすぐ水も 消え失せて
やがてここは 砂となる

私は雨を願い 天へ歌を捧げる
けれど
朽ちた心が紡ぐ 乾いた言葉じゃ
枯れた大地は潤せない


ここは既に 朽ち果てた地
命が途絶え 骸が転がる
渇きを癒す ものは何もなく
水を求めて 歩き続ける

眩し過ぎる日差し
植え付けるのは 絶望の種
心に芽吹いたそれは
希望を蝕み 死へ誘う

私は雨を願い 空へ歌を捧げる
けれど
渇いた心が紡ぐ 朽ちた祈りじゃ
枯れた大地は潤せない


渇いた唇が紡ぐ 朽ちた言葉じゃ
枯れた大地は潤せない



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